2008年12月17日水曜日

輸入された水を買うのをやめろ

フード・マイレージ(マイレッジ)という言葉があります。要は外国から輸入された食料は燃料を使用して運ばれてくるのだから、地球環境によくない、だから買うのをやめようという考えです。
これは大変難しい問題で、そういう燃料費を入れてもまだ輸入した食料が安いから売れるわけですよね。大体私は温暖化懐疑派ですし。

例えば、鶏肉はブラジルから大量に輸入されています。文字通り地球の裏側から船便で運ばれてきてもなお、国内産の鶏肉より安いわけですね。

食料自給率とも絡むのですが、ブラジルからの鶏肉の輸入をやめるためには、日本人が税金という身銭を切って国内の鶏肉農家を支える必要があります。

さて、フード・マイレージの少ない食品を買おうと声高に主張される方は多いのですが、水の問題に関して批判される方はあまり多くないようです。
日本は水道網が発達しており、安全な水を簡単に得ることができる世界でも数少ない国のひとつです。
この国に住んでいながら、わざわざ燃料を使って輸入された水を購入するのは、少し頭の足りない行為ではないかと思います。
ましてや「ボルヴィックのお買い上げ1ℓごとに、アフリカに清潔で安全な水が10ℓ生まれます。」などというインチキなキャンペーンを賛美している「ロハス」な人を見ると、こいつは通分ができないに違いないと思ってしまうわけです。

・アフリカに清潔な水を送りたければ、輸入された水を買わずに寄付をしろ。
・日本人なら水道水を飲め。
・カルキ臭が気になるならブリタでろ過。

ブログにロハスとか書かないほうがいいですよ。算数ができないように思われます。ゲラゲラ。

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